連日暑い日が続いていますね。なかなか食欲が出ずに困っているという方も多いのではないでしょうか。ついつい食事が冷たいものやさっぱりしたものに偏ってしまったり、あるいは食事を抜いてしまったりしがちですよね。

しっかり食事をとらないことには、体から元気がわいてこないもの。特に朝食は、一日の活動を支えるエネルギー源。食べなければ、よいスタートをきることはできません。

しかし実際は、朝食をとっていない人が思いのほか多いようです。厚生労働省の国民健康・栄養調査(平成17年度)によると、特にひとり世帯では朝食の欠食率が非常に高く、20代は49.4%、30代は41.1%となっています。(「菓子・果物などのみ」、「錠剤などのみ」、「何も食べない」ことを「欠食」と定義した場合)

そこで今回は、朝食をとる意義を理解して頂き、より多くの方に朝食をとって頂くため、朝食が体に与える効果やおすすめの朝食メニューなどをご紹介したいと思います。

朝食は、脳のエネルギー源

朝ごはんを食べる一番の意義。それはブドウ糖の補給です。

特殊な状況を除き、ブドウ糖は脳の唯一のエネルギー源です。エネルギー切れの状態では、脳は十分なパフォーマンを発揮することができません。朝食を抜いて仕事に取りかかると、集中できずに捗らないのはそのためです。

ブドウ糖の特徴として、体内に貯蔵しておくことができないということがあります。従って、睡眠から目覚めた朝の空腹の状態というのは、脳のエネルギーが欠乏してしまっている状態。当然、集中力や記憶力も低下しています。朝食は、ブドウ糖を補給して、テキパキと仕事をこなすために、必要不可欠なのです。仕事のできる人ほど意識的に朝食をとっているのには、そのような理由があります。

朝ごはんには何を食べればいい?

おすすめの朝食メニュー、それはズバリお米です。お米は形状が粒状なので、ゆっくりと時間をかけて消化・吸収されます。そのため、血糖値を徐々に上げ、長時間キープすることができるのです。まさに脳にとって理想的なブドウ糖の供給源と言えるでしょう。

卵かけ納豆ごはんにするとさらに効果的。卵には脳を働かせる栄養素であるコリンが、納豆には必須アミノ酸のリジンが多く含まれています。

他にも、代謝を促進するビタミンB群が豊富な豚肉やハム、疲労回復に効果的な梅干しやフルーツを一緒に食べるのがオススメです。

朝はなかなか食欲がわかないという人は、水や野菜ジュースなどを飲んで、胃を目覚めさせることから始めてみてはいかがでしょう。その上で果物やヨーグルトなど、食べられそうなものを口に運んでみましょう。

朝ごはんを食べる習慣づけを

朝ごはんは、起きてすぐに食べなければならない訳ではありません。朝ごはんが消化されるまでの時間は、通常およそ3時間。仮に12時に昼ご飯を食べるとすると、9時までに食べればOKです。

早起きして朝ごはんを用意して、自宅で食べることができれば理想的ですが、あわただしい朝にそこまでできないという方も多いでしょう。そんな方は、コンビニなどでおにぎりを買って会社で食べるというのでも構いません。

肝心なのは、毎朝きちんと朝ごはんを食べるという習慣をつけること。朝ごはんを食べることは、エネルギー源の補給というだけでなく、健康なカラダを保つためにも重要なポイントなのです。

朝ごはんを食べることには、昼ごはんで急激に血糖値が上がることを防いだり、腸を刺激してお通じをよくしたりする効果があります。また、元々は25時間の周期である体内時計をリセットし、一日24時間の生活リズムを作り出す役割もあります。

反対に朝ごはんを抜くことは、生活習慣病にかかるリスクを高めるとも言われています。朝ごはんを食べることは、もっとも手軽にできる生活習慣病対策と言えるかもしれません。朝ごはんをしっかり食べて、健康的でエネルギッシュな毎日を送りましょう。

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